診察
目の下の脂肪量:中等度。
目の下の色素沈着:あり。
蒙古ひだ:なし。
身体所見上:異常なし。
過去の治療経験:なし。
経過
20代から目の下のクマ(くま)が気になっていたそうです。自分でマッサージをして目の下のクマ(くま)を解消しようと試みても、いっこうに改善しませんでした。最近になって目の下のクマ(くま)が悪化する傾向にあったため、改善策を求めて当クリニック来院されました。
治療方針
目の下に存在する過剰脂肪の存在により、治療前の写真-1,2のごとく、ハの字型の典型的な目の下のクマ(くま)症状が認められます。患者様は切開しないのであれば治療を希望したため、目の裏から目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うことにしました。
治療後の評価
治療直後の写真-3,4を観察すると、目の下に存在した過剰脂肪が適切に除去されているのがわかります。
治療翌日の写真-5,6では軽度の腫脹を認めますが、他人に気がつかれるほどではありません。
治療1週間後の写真-7,8では目の下のクマ(くま)、たるみが大幅に改善していることがわかります。両目直下の眼輪筋部(いわゆる“涙袋”)がややむくんでいますが、このむくみも治療2~3週間後にはほぼ落ち着くでしょう。
治療1ヶ月後の写真-9,10を観察すると、眼輪筋部(いわゆる“涙袋”)のむくみも取れ、ほぼ正常な状態まで回復しました。
今後目の下の色素沈着改善のためのスキンケア治療を行うと良いでしょう。