診察
目の下の色素沈着:++
目の下の脂肪量:軽度
喫煙歴:+(10年前より)
経過
10年以上前から目の下のクマ(くま)が気になっていたそうです。改善策を求め、当クリニックを来院されました。
治療方針
治療前写真-1,2の如く、目の下のクマ(くま)の存在を認めます。
目の裏側から行う目の下のクマ(くま)治療(経結膜的下眼瞼形成術)を行うことで、目の下の形状を可能な限りくまの目立たないように改変しました。
治療後の評価
治療1週間後の写真-3,4を観察すると、眼輪筋(いわゆる“涙袋”)の腫れが著しく、目の下のクマ(くま)が依然解消されていないように見えます。
しかし、治療約2ヶ月後の写真-5,6を見ると、眼輪筋(いわゆる“涙袋”)の腫れが完全に収束し、目の下のクマ(くま)が大幅に解消されたことがわかります。
しかし、喫煙習慣のある方の場合、上眼瞼を含め、目の周りに色素沈着が起こりやすく、この患者様のように依然目の下のクマ(くま)が完全に解消されないことがあります。
今後さらに目の下のクマ(くま)改善を望む場合、まずは禁煙をすべきです。
さらに皮膚色素沈着に反応するQスイッチヤグレーザー照射、ハイドロキノン、ビタミンC塗布などのスキンケアが有効です。