診察
写真-1のように赤み色調を帯びた目の下のクマ(くま)を認めます。症状は右>左で、右症状が強いのは、右下眼瞼のたるみ要素(下眼窩脂肪の前方膨隆)が原因です。
経過
従来から目の下のクマ(くま)が気になっており、当クリニックを受診されました。
治療方針
下眼窩脂肪を軽減しながら下眼瞼皮膚を平坦化させる経結膜的下眼瞼形成術を行いました。
治療後の評価
治療直後の写真-2を見ると、治療が無難に終了したことが分かります。治療翌日の写真-3を見ると、腫れはほとんど認めておりません。治療1週間後の写真-4では、左眼輪筋(いわゆる”涙袋”)がやや腫脹しています。治療1ヶ月後の写真-5を観察すると、左眼輪筋の腫れは解消されました。
治療前に認めた下眼瞼の赤みは改善し、自然な治療結果が得られました。この治療の優れた点は、目の下のクマ(くま)解消のみならず、この症例の如く上眼瞼の凹みや眼瞼下垂傾向も改善に向かい、治療以前より若々しく見えることです。