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オリジナルEYEデザイン

症例写真詳細

29歳 女性 治療年月日 2021年10月12日

治療前正面-1
治療前正面拡大-2
治療直後正面−3
治療直後正面拡大−4
治療翌日正面-5
治療翌日正面拡大-6
治療1週間後正面-7
治療1週間後正面拡大-8
治療1ヶ月後正面-9
治療1ヶ月後正面拡大-10
治療4ヶ月後正面-11
治療4ヶ月後正面拡大-12
治療7ヶ月後正面-13
治療7ヶ月後正面拡大-14

診察

治療前写真-1,2を確認すると下瞼クマを認めますがその形状は非典型的で、涙溝(下瞼内側から外側に伸びる所謂”ハの字”)が凹んでいるものの、それ以外の下瞼全体は不自然に膨らんだ印象を受けます。それは過去に行ったヒアルロン酸注入、もしくはその他に行った何らかの治療の影響と思われます。

経過

下瞼・たるみ症状が気になり、知人紹介にて当院にお越し頂いた中国出身(中華人民共和国)の患者さんです。数年前、中国にて下瞼へヒアルロン酸注入を行ったそうですが、それ以外に何を行ったか記憶が定かではないとのことです。

治療方針

結膜アプローチによる下眼瞼形成術(クマ・たるみ治療)にて、下眼瞼皮下構造を平坦化するのに下眼窩脂肪組織を中心に改変・調整した上で下眼瞼皮膚挙上を行い、さらに本症例では過去充填剤(ヒアルロン酸)の悪影響等を改善し、下瞼クマ・たるみ修正治療を行いました。

治療後の評価

治療直後の写真-3,4では局所麻酔の影響で若干開眼困難でしたが、治療翌日の写真-5,6では、両下眼瞼が腫脹しているものの通常通り開眼しています。
治療1週間後の写真-7,8では、治療直後の両下瞼腫脹は解消されたものの眼輪筋(涙袋)の腫脹により下瞼の凹みによる黒みが強調されています。
治療1ヶ月後の写真-9,10を見ると、下瞼凹み傾向は残存していますが以前より改善しています。
治療4ヶ月後の写真-11,12では、下瞼凹み傾向は治療1ヶ月後より改善しましたが依然同症状がやや残存しています。
治療7ヶ月後の写真-13,14を観察すると下瞼凹み傾向はほぼ消失し、治療前と比較すると下瞼クマ・たるみ症状が格段に改善しました。
本症例の如く、下眼瞼形成術を行う以前に同部位へ何らかの治療(既往)歴がある際は、同部位の修正(過去の治療弊害の解消)も同時に行いますが、そういった場合は通常(何も行っていない)よりも改善効果が遷延することもあるので、担当医との信頼関係を維持しながら良好な結果が訪れるまで辛抱強く待つ必要があります。

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