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cosmetics surgery blog

美容外科ブログ

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久しぶりの香港

2007.09.20

セレブ・パーティー出席
先日、やや遅れた夏休みをとって香港の友人たちに会いに行った。香港の友人たちとは十仁病院に勤務していた頃、患者さんとして知り合った。午前10時成田発の香港便に乗ると、午後2時過ぎ香港に到着した。到着した土曜の夜、友人の招待で、香港社交界一のパーティー出席が予定されていた。その前に友人に連れられ、香港のカリスマ美容師のいる美容院に行った。美容師は美容外科医と同様、美に対して情熱を持つ職人的な仕事、このカリスマ美容師に自分と同じ臭いを感じた。この美容師が言うには「男性で長髪が似合う人は少ない。短い髪のほうがより自然。」と。僕の髪もかなり短めになった。
香港島にあるグランドハイアット・ホテルに設置された会場は着飾った人たちで豪華絢爛な雰囲気であった。僕自身、めったに着ることのないタキシードで出席した。このパーティーでは華やかな女性の姿が一際目立つ。会場前でフラッシュをたかれながらインタビューをされている女性は、香港で有名な女優らしい。セレブ・パーティーはおしゃれ好きな女性にとって、美を表現出来るまたとない機会なのだろう。僕も一時セレブたちの仲間入りをさせてもらい、その雰囲気に酔いしれた。
香港の歴史
中国の南方に位置する香港は、10年前の英国から中国への返還後も独自の社会体制を維持している。その理由は香港の歴史的背景にある。ここで簡単に香港の歴史を振り返ってみよう。香港は英国との間に起こったアヘン戦争の結果、西暦1898年から1997年までの99年間、英国の統治下に入った。その間、南中国貿易の基地として英国流資本主義を取り入れて、めざましい経済発展を遂げた。1997年の返還直前、香港経済は空前の活況を呈した。しかし、返還後、香港の貿易中継点としての役割が減少し、香港経済の衰退が始まった。現在の香港は、中国からの資本流入により、再び経済発展が活発化している。
英国文化的背景から、香港には階級的社会制度が存在する。僕の友人たちは富裕階級に所属する幸運な人々。彼らは香港の名門家系の子孫たちである。香港は所得税や固定資産税が低く設定されているため、いわゆる資産家たちは代々、その富を継承してゆく。資産家の多くは不動産を所有し、賃貸や売買で莫大な富を手に入れ続けている。日本の場合、所得税、固定資産税が高く設定されているので、香港のように家系的に資産家となるのはきわめて難しい。香港は中国返還後も、母国共産主義とは相反する英国階級制度を維持している。それは中国が経済発展を遂げるにあたって、資産家たちの存在が不可欠であることを中国政府が悟ったからに他ならない。巨額の富を所有する資産家たちを見ていると、一見うらやましい限りだが、彼らは余剰資産で慈善事業や奨学金団体を作り、積極的に社会貢献している。
香港人たちの食生活
中国と言えば世界有数の食文化がある。お客様のおもてなしは決まって美味しい中華料理が主体となる。早速、友人の母宅での会食に招待された。香港の夕食は日本よりやや遅め、夜8時頃から始まることが多い。通常、10品目くらいの料理を、会話を楽しみながら3時間くらいかけてゆっくり食べる。料理に対する情熱は計り知れない。今回は鳥料理が主体で、鶏、鳩、鴨料理が次々に出された。中国では新鮮な食材を重んじ、これらの鳥はなんと生きたまま購入する。そして、購入した生きた鳥たちを目の前でさばいてもらう。そうしなければ本当にその場で購入した鳥が、直前まで生きていたそのものと確認できないからだと言う。なんともグロテスクな話だが、そこまで食材にこだわってこそ、この上なく美味しい料理が出来る。
他に用意されたアワビとフカヒレの煮込みにいたっては、2日間絶え間なく煮込み続けたそうだ。夜中も数回起きて、だし汁を足すほどの気合いの入いりよう。出てくる食事量も半端ではなく、少なくとも平均的日本人の2倍以上は食べている。僕が香港の友人に「そんなに食べて太らないのか?」と尋ねると、友人は「日常生活で使うエネルギーの量が違う。」と言う。確かに、話し声、笑い声がとても大きい。ダイエット原理は食べる量に比例しないことがここでも証明される。つまり、食べる量より、むしろ食物の質や組み合わせによって、体重の増減が起こるのだ。友人は一言「日本人は少食に慣らされていて元気がないよ。」と言ったが、僕もそんな気がしてならない。
今回の旅行で痛切に感じたこと
僕のお金持ちの友人たちに話しを戻そう。お金持ちとはどういった人たちのことを意味するのか?答えは簡単、お金持ちとは何らかの形で莫大な資本を所有し、その資本を運用してお金を自動的に生み出させることが出来る人たちのこと。日本では一般的に“医師や弁護士”がお金持ちのような印象を与えるが、それはあくまで平均的日本人の中での現実的な基準に過ぎない。僕自身を振り返ってみると、それが良くわかる。開業前に比べると比較的余裕のある暮らしは出来るようになった。しかし、自己資産を元にお金を増やすことからはほど遠いし、社会的に貢献出来るほどの余剰資産は、どんなに一生懸命働いても手に入れることは出来ないだろう。本当のお金持ちたちと僕とでは土台が違う。そもそも、お金儲けのために医師の仕事を選んだら、それは“最大の誤り。”と断言できる。美容外科医もその範疇を超えない。何故なら医師が得る報酬は、行った治療行為に対する見返りとして得るに過ぎない。つまり、報酬は自分の仕事量に比例して得るだけである。
本当のお金持ちは、僕の香港の友人たちのように数億の資産を運用して、あっという間に数十億を手にする人たちのことを言う。もし、ゼロからお金持ちになりたいのであれば、金融や株取引など、お金と直接関わる仕事をするか、自分で会社を起こして株式上場するしかない。世間では何故か“美容外科医はお金儲けで行っている。”という印象がもたれている。しかし、実際にはその労力とリスクを考慮すると、お金儲けでこの仕事をしていたら、これほど分が悪い商売はない。
人はお金儲けに執着することが多いが、そもそも、お金を持っているから幸せなのだろうか?お金は幸せになる助けとなっても、お金があること自体が幸せになることと直結しないように思う。たとえお金持ちになったとしても、もし自分が世の中のために何の役に立っていなかったとしたら、そんなに寂しいことはないだろう。お金持ちになった途端、周りから妬まれた結果、かえって不幸になる人も少なくない。
僕は幸か不幸か、お金持ちになる星のもとには生まれてこなかった。香港の友人たちとは土台が違う。彼らのようにお金持ちになりたいと思うことはあるが、それは到底不可能だから考えない方が賢い。そんなことを思いながらこのブログを書いていたら、十仁病院の梅澤院長が僕の様子を伺いにクリニックにいらした。僕は思わず、梅澤院長に「院長、医者の仕事でお金儲けはできませんね。」と言うと、院長は「お前が十仁病院に入ったときに俺が言ったことを覚えているか?美容外科医が世間の評判通り、お金儲け出来ると思ったら大間違いということを。」僕は「それは本当だったと実感しています。」と答えると、院長は「でもな、医者は金がそんなに儲からなくても、きちんと仕事すれば人から尊敬される貴重な仕事だよ。ありがたいと思って一生懸命仕事しなさい。」と言った。“人は自分に与えられた才能と能力を発揮して、人から感謝される仕事をしてこそ幸せになれる。”ということを忘れないようにしたい。そんなことを感じながら、香港での短い夏休みを過ごした。

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