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当クリニックで行う目の下のクマ(くま)、たるみ治療(経結膜的下眼瞼形成術)の特徴-6

2011.04.13

目の下のクマ(くま)、たるみ治療に伴う危険性(リスク)の比較

皮膚切開法:目の下のクマ(くま)、たるみ治療のアプローチは図-5の下眼瞼縦断面図、赤と緑矢印の如く、いずれにせよ下眼瞼支持組織部位となる。ここにはさまざまな組織が存在し、従来まで一般的に行われていた皮膚切開法では皮膚切開を用いたアプローチをする。そのため表-4のように大小の差こそあれ、何らかの傷跡を残すことになる。

さらに皮膚切開法では皮膚のみならず眼輪筋と呼ばれる筋肉や、図-5に示された眼輪筋内の末梢血管や顔面神経(運動神経)末梢枝に何らかの損傷を与える。そのため下眼瞼閉眼に重要な役割を果たす眼輪筋機能が衰え、 下眼瞼外反(いわゆる”あかんべー”)の可能性が生じることが皮膚傷跡よりもむしろ重大な問題となる。

何故なら、下眼瞼外反(いわゆる”あかんべー”)が生じると、外見上の醜悪のみならず、ドライアイの誘発など、眼機能の問題を伴うことになりかねない。また下眼瞼外反修正には外側から瞼板引き上げなど二次手術が必要となり、患者さんの負担が増すことになる。

そのため、こういった危険性を伴う皮膚切開法は、皮膚自体のたるみが目の下のしわやたるみの直接的原因となっている特殊な場合を除いて行うべきではないであろう。

脱脂法:脱脂法は図-5の緑矢印の如く下眼瞼結膜面から小切開を加え、後隔壁(Retro-septal)アプローチにて下眼瞼脂肪を核出する方法である。しかしこの方法では前述の如く、皮膚弾力性が十分な比較的若年層の目の下のたるみのみが適応であり、過剰脂肪よりも下眼瞼構造の問題が原因である目の下のクマ(くま)の適応はない。目の下のクマ(くま)症例に無理な脱脂を行うと表-4のように窪みや凹みを誘発しかねない。

また中高年層以降の目の下のたるみ症例で脱脂のみを行うと、皮膚のアンバランスが生じ予想外のしわや凹みが発生する可能性がある。したがって脱脂のみを行う場合は適応症例を選択することが重要である。

図-5

approach

当クリニックで行う経結膜下眼瞼形成術:これは上記に記載した2方法の危険性(リスク)を回避した当クリニックで独自に開発した方法である。治療の詳細は前述したが、この治療は”脱脂”のみでなく、皮膚を皮下組織を完全に剥離した上で最小限の脂肪摘出を行うものである。そのため、脂肪過剰除去による凹みの危険性が回避されるのみでなく、皮下から剥離された皮膚が自動的に挙上するため、皮膚のたるみも皮膚切開、切除することなく改善される画期的な方法である。

また皮膚のアンバランスによるしわが発生することがないことや、前年代層の目の下のたるみに適応があるのみでなく、いわゆる下眼瞼構造の不具合により目の下の色素や影が目立ついわゆる”目の下のクマ(くま)”にも適応がある。

治療は多くの症例数を経験した熟練した外科医の腕が必要となるが、適切な治療を行う限り、良好な結果が得られ続ける極めて優れた治療法である。

表-4

治療法

危険性(リスク)

皮膚切開法

傷跡、下眼瞼外反(いわゆる”あかんべー”)の可能性

いわゆる”脱脂”法

凹み、しわの可能性

当クリニックで行う経結膜下眼瞼形成術

適切な治療を行う限りリスクなし

目の下のたるみ治療
目の下のくま治療

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