2022年9月21日
ウクライナ紛争の真相
最近、世界的なパンデミック隔離政策が緩和された結果、国際交流が2年半ぶりに再開し始め、実際、インドネシア出身の友人たちはGWに隔離無し母国を訪れるようですし、日本に会社を有する香港の友人のたちが最近本パンデミック後初めて訪日し、久しぶりの再会を喜びました^_^
彼らは不動産ビジネスで大成功したやり手実業家ですが、今回彼らの来日目的は本パンデミック後を見据えた不動産市場の活性化を先取りし、現在円安が進む”買い手市場”の日本の不動産購入で、彼らは一週間の滞在中に格安物件を狙い北は北海道から南は沖縄、そして京都や北陸・金沢に出かけ物色していたようです(O_O)
まあ、不動産ビジネスは一般人たちが不動産物件に興味を持つ以前、つまりその値段が低いうちに買い付け、値段上昇した頃合いを見計らって一気に売りに転じるタイミングが全てなので、彼らの動き方を見ていて”さすがだなぁ~”と感心しつつ、成功を掴むにはあのような機敏な動きが大切なのだと改めて気付かされます。。
さて彼らが香港へ戻る前、僕は通常営業が再開した都心ホテルのレストランでの会食に招かれましたが、そこで歓談しながら最近の世界情勢について話し、特に最近のウクライナ情勢は誰もが強い関心があるので、既にオーストラリア、シンガポールなどを中心に世界を飛び回る彼らにその話を伺いました。
すると彼らの1人が”ズバッ”と「世界中の戦争の背後には必ず米国が存在します。もしウクライナ戦争の真相を知りたければ、シカゴ大学国際政治学者の話を聴いたらいいですよ」と言って、そのYouTubeを紹介してくれました。
食事後、僕は徒歩で帰宅しながらそのYouTubeを聞きましたが、その話を簡単に要約すると、1991年のソビエト連合崩壊後ウクライナは独立国となりましたが、2008年、2014年にグルジアやウクライナをNATOに加盟させようとヨーロッパや米国が動いた頃から、これらの元ソビエト連合の国々とロシアの関係が怪しくなったようです。。
そして2008年に開催されたNATO会議直後、ロシアがグルジアに介入したグルジア戦争が勃発し、更に2014年のNATO会議後ウクライナのクリミア半島をロシアが制圧するクリミア戦争が発生、そして今回ウクライナ・ゼレンスキー政権を米国が強力にバックアップし、NATOに加盟させる動きが強まったため、それを阻止しようとロシアがウクライナ侵攻を開始したのです。。
つまり米国がウクライナのNATO加盟へのバックアップさえしなければ、ロシアはウクライナを侵攻する理由はないのでこれまで通り平和、少なくとも無戦争状態が継続していたはずなので、米国がロシアを刺激する上記理由が戦争の発端なのです(>_<)(>_<)
本騒動について、このシカゴ大学・国際政治学教授が大問題だと指摘したのが、マスコミの一貫したロシア・プーチン悪者説と、NATO・米国そして日本など米国側が”正義の味方”という”勧善懲悪”型偏向報道で、こういった報道しか得られない周りを海に囲まれた日本で暮らす純粋な人たちを中心に頭からロシア悪を信じているのです(゜◇゜)ガーン
ですがもう少し思考力を働かせれば、世界から強力な経済制裁を受け自国民が大打撃を受けるのを承知で、しかもこれまで築いた自らの評判を下げてまでロシア・プーチン大統領が、こういう言い方をするのはウクライナに大変失礼ですが、侵攻しても何らメリットが得られない世界的貧国の一つであるこの国に戦争を仕掛ける理由がないのは火を見るよりも明らかだと分かるはずです。
つまりNATOとその背後にいる米国が、ロシアがウクライナへ侵攻する理由を故意に形成するがために、ロシアにとっても不本意で出来れば回避したいウクライナ侵攻をせざるを得ない状況に陥っているというのがシカゴ大学教授の見解で、それを聞きながら僕も”やっぱりそうだったのか。。”と思わず納得しましたが、話が長くなったので米国が故意に作ったロシアのウクライナ侵攻理由は別の機会にお知らせしたいと思います(^_^;