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美容外科ブログ

2024年6月16日
見た目がそれなりに重要な理由。。

現在我が国は少子高齢化、円安、インフレなどによる生産力(GDP)低下や経済縮小が原因で報酬(給与)の伸び悩み・停滞が続き、誰れしもが日本の先行きに不安を感じている左方下がりの状況の中、美容外科医療は今まで以上の活況を呈しており、僕も驚いたことを以前のブログで記載しました(O_O)

その理由は今春始まった医師の働き方改革により、医師の過労は改善方向へと向かったものの、その引き換えに一般医療に従事する医師達の待遇(給与)が低下し始めたため、この機会に自由診療(美容医療)に転身を図る若手医師が急増したこともありますが、そればかりでなく、美・若さ・健康に直結するこの医療の価値が年々増加していることもその主要因と思われます。

”人は見た目で判断すべきではない”との表現は一般的で、僕もそれは認めますが、この表現をちょくちょく耳にするのはその逆、つまり、”人は見た目がとても重要”ということの裏返しでもあり、今回は先日アマゾン・ドキュメンタリーで視聴した米国第16代大統領・アブラハム・リンカーン大統領(1809-1865)を暗殺した若者、”ジョン・ウイルクス・ブース”を例に挙げてそれを説明したいと思います。

ご存知の通りリンカーン大統領は、”歴代アメリカ合衆国大統領・ランキング”において、もっとも偉大な大統領”の1人に挙げられますが、その理由は彼が”奴隷解放宣言”を行った結果、圧倒的支持を集めたり、南北戦争で北部を勝利に導き、アメリカ統一を成し遂げたからなのは米国歴史上、大変有名です。

なので当然、この偉大な大統領を暗殺した”ジョン・ウイルクス・ブース”は、米国歴史上最も憎むべき犯罪者となるべきでしたが、俳優業を務めていた彼は下写真の如く相当の美男子で、17世紀半ばの米国の若い女性たちは彼を見た途端、あっという間に彼の虜となるほどのルックス、つまり現在でいうところの”ブラッド・ピット並のルックスの持ち主だったようです。

”ジョン・ウイルクス・ブース”は、南北戦争の南側に属しており、つまり北軍を勝利に導いたリンカーン大統領の奴隷廃止制度にも強い不満を持っていたため、1865年、首都ワシントン・フォード劇場で演劇鑑賞していた大統領の背後に近づいた直後、大統領の後頭部をピストルで撃ち暗殺し、そのまま逃亡してワシントンDC南のポトマック川を渡った後、知人の農場納屋に隠れていた所を北軍騎馬隊に見つかり、即射殺されたと歴史上記されています。

ところがそのドキュメンタリーによると、撃たれたのは”ジョン・ウイルクス・ブース”でなく別人だったのでは?とか、その事件後、自ら”ジョン・ウイルクス・ブース”を名乗ったり、自分は彼の子供だとか子孫だ!と主張する者たちが後を絶たず、その真偽を解き明かすのがこのドキュメンタリーの内容でしたが、その結論は彼が凶悪・大統領暗殺犯だったにも関わらず、類い希なる美男子だったためこの犯人は後年美化され、女性中心に彼のシンパ(ファン)が多数存在し、彼の子孫であることを誇りに思うからだと結論付けていました(O_O)

ただ子供を持たずに殺された”ジョン・ウイルクス・ブース”の子孫だと名乗る人々の遺伝子(DNA)鑑定の結果、それらは間違いだと判明しましたが、もし彼がハンサムでなければきっと極悪人のまま、誰も彼の子孫だと名乗り出る者はいなかったはずで、彼のルックスに極悪人を上回る価値があったことを鑑みると、いかにルックス(見た目)が重要かが分かります(^0^;)

米国・リンカーン大統領を暗殺した”ジョン・ウイルクス・ブース”

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