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美容外科ブログ

2023年9月6日
第35回北海道マラソンに参加して-2

前回ブログでは4年ぶりに出走した北海道マラソン当日のコンデション、特に今夏の異常な高気温・多湿にスタート時の午前8時半から気温は29℃と、ほぼ熱中症アラート状態の中で始まった過酷なレース序盤について述べました(>_<)

今回はその続きですが、スタート地点から15㎞を過ぎた辺りから慣れない暑さでの疾走に激しく体力消耗し始め、いつ熱中症にもなってもおかしくないでコンデション下で最優先事項は水分・塩分(電解質)補給となり、次の給水エイド地点になんとか辿り着くことしか考えれないほど余裕がなくなりました(゚◇゚)ガーン

今年の日本はどこも観測史上最も暑い夏に見舞われ、過去に述べたように通常の7月上旬、梅雨時は比較的涼しいはずなのに今年は空梅雨を高温が関東を襲い、そんな中皇居外周で長距離ランニングを行うと、まるで”熱中行軍”のような”熱中症すれすれ”、下手すると命に関るような状態で、それ以来僕は屋外でのランニングをキッパリ辞め、室内ランニング・マシンのみのトレーニングにしたのです。

その結果、すっかり暑さに不慣れなとなった僕の体は、この過酷なコンデションを受け入れられず、レース後半はまるで拷問を受けているような、もしくは砂漠で行方不明となり、ただただ水を求めて彷徨う遭難者のような状態に陥り、30㎞地点ではマラソンで”地獄の30㎞”と呼ばれるリタイヤ(棄権)領域となるのがよく分かりました(゚◇゚)ガーン

レース序盤1㎞5分ペースで順調に滑り出し、最後までこのペースで走りきるはずだったに、30㎞以降足が前に出なくなり、ランニング・ウオッチを確認するといつの間にか1㎞6分までペースダウン、自分の不甲斐なさに思わず涙が出そうになりましたが、”これが今の実力”と厳しい現実を直視した後、最後の10㎞、力を振り絞って走り続けました。。

暑さのみならず本レースで不覚にも仇となったのが、ダイエット重視でランニングを行ったせいで、レース後半にほぼ”低血糖”状態となり、車を例に挙げるなら”ガス欠”が起こり、どんなにアクセルを踏み込んでも車が前に進まないのと同様、意思の力でどんなにスピードを上げようとしても全く足が言うことを利かなくなりました(O_O)

この状態は登山、マラソン、トライアスロンなどの持久系スポーツで起こりうる低血糖状態で、英語ではHitting the wall (Hunger knock)として有名で、1984年ロサンゼルス・オリンピックでスイス代表のマラソン女子ランナーが”フラフラ”になりながらゴールし有名になりました。。

僕のコンデションはそこまで酷くありませんでしたが、この状況でゴールに辿り着くには水とカロリー補給しか術はなく、ゴール近くの沿道にいる親切な応援者たちからコカコーラやリボンシトロンと呼ばれる北海道発・オレンジ色のサイダー等のお恵みを受けながら、死に物狂いでゴールに辿り着きましたが、ゴール電光掲示板で自己タイムを確認すると、これまで4回走ったフルマラソンでは最も遅い4時間5分と不甲斐ない結果に終わりました(>_<)(>_<)

この結果については上述のような猛暑を理由にしたくなりますが、男子トップは2時間20分、女子が2時間38分で走りきっており、僕と同年代でのトップは3時間1分とこんな過酷な条件でも好タイムを出しているので暑さは単なる言い訳に過ぎず、もう一度トレーニング法を見直しもう少し優越感を持って走れる努力を続けたいと思います(^0^;)

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