2024年7月21日
恐怖の米国事情。。
連休中日の今日、米国からとんでもないニュースが届き、あのトランプ前大統領がペンシルバニア州で行われた共和党選挙集会の演説中にライフル狙撃され、その一発が元大統領の右耳を貫通したものの、命に別状はないとの緊急報道でしたが、前々回のブログで来る11月の米国大統領選の話題に触れたばかりだったので正直大変驚きました(O_O)(O_O)
さらに先月のブログでは、リンカーン大統領・暗殺事件についてその犯人像にも触れましたが、リンカーン元大統領の暗殺犯は27歳の若者だったし、どうやら今回の暗殺未遂犯も20歳、そして1963年に起きたケネディ大統領暗殺犯人リー・ハーヴィー・オズワルドも24歳だったので、米国では政治的要人の暗殺犯がいつも若いのが大変気になりますが、とにかくトランプ元大統領が無事だったのは不幸中の幸いでした。。
それにしても2年前に起きた安倍晋三元首相・暗殺事件といい、昨年、岸田首相に爆発物を投げつけた襲撃事件では大事に至らなかったものの、運が悪ければ岸田首相も暗殺された可能性が高かったし、今年5月には東欧スロバキアのロベル・フィツォ大統領が5発も銃撃され、一命を取り留めたものの重症を負ったりと、このところ世界中の政治トップの命が狙われるのは、世界状況がコロナ後極めて不穏・不安に陥っているのと関連してそうで大変気がかりです。。
そもそも米国・歴代大統領45人のうち、3人に1人が何らかの暗殺事件を経験しているらしく、米国でトップに立つのは大変危険であり、今回のトランプ前大統領・暗殺未遂事件もまさに生と死が紙一重、ライフル弾丸が右耳よりも数㎝内側だったら今頃前大統領の命は奪われており、そうなると世界中がショックと悲しみに包まれ、現在の不穏状況が一層悪化したはずです。。
それにしてもトランプ前大統領は強運の持ち主で、何故なら銃撃直後のショッキングな状況にもかかわらず、耳から血を流しながらその場で立ち上がり不屈の精神をアピールしましたが、これぞまさに”転んでもただでは起きない”、”ピンチの後にチャンスあり”を指すかの如く危機一髪の状況を自分の味方にし、再び大統領の座を得る可能性が高くなったからです。
この暗殺未遂事件から一夜明けて、本事件に関する進捗状況が入り始め、どうやら犯人は演説台から下図の如く140メートル先にあるビルの屋上からトランプ氏を狙撃したようで、そのGoogleマップで示された位置関係が写真公開されましたが、それを見るとトランプ前大統領を狙撃するには格好の、しかも数少ない場所にもかかわらず、まるで暗殺容認するかの如く警察がその場所を厳重警戒しなかったようで、この暗殺には一筋縄ではゆかない裏事情があるのでは??と思わず疑ってしまいます。。
すでに暗殺未遂犯の若者は、これまた意図的かどうか分かりませんが、頭を打ち抜かれ即死しており、今回の暗殺動機はすでに闇に葬られましたが、本来、頭でなく胴体狙撃にて制圧後、生きたまま犯人捕獲し暗殺動機を解明すべきだったのでは?とも思いつつも、あくまでもそれは米国流のやり方で、口を挟むべきでないと言われそうですが、いずれにせよ、この事件は米国の歴史上の1ページに残るであろうし、この事件を契機に米国の将来が良くも悪くも大きく左右されるはずで、願わくばそれが良い方へ向いてくれたらと思う次第です。。