2024年12月22日
クライオ・セラピー
今回はちょっと変わったテーマ、”クライオ・セラピー”についてですが、クライオ(Cryo)の意味は冷凍・低温なので、これを日本語に訳せば”冷凍・低温治療”を表し、医療において皮膚のイボは-196℃の超低温・液体窒素で急速冷凍凝固で除去したり、僕も診療でも注射直前に局所を冷やして針侵入痛を和らげたり、治療後の腫れ軽減や早期回復を促すのにアイスパック圧迫するので、”冷凍・低温治療”は医療で日常茶飯事的に行われてもいます(^_^)
ところが最近話題になのがさらに進化、もしくは応用範囲を広げた”クライオ・セラピー”で、これはプロスポーツ選手たちがプレー後直ちに使用した手足肩などを圧迫・冷却して早期回復を促して功を奏することが実証され、それが今やスポーツ選手のみならず一般人、そしてアンチエイジング目的にも活用される始めたのです(O_O)
何故なら、我々のカラダは日々の食べ物・飲み物・トレーニング・電磁波などにより常に炎症が発生し、それらがカラダに損傷を与え老化を加速させており、”クライオ・セラピー”がそんな炎症をすばやく取り除き、健康な筋肉のみならず、活気のある肌をもたらす可能性があるからで、この治療を行う専門施設が都内にも出来始めており、そこでは液体窒素で超低温に冷やしたキャビンに3分間ほど入るだけで、新陳代謝の促進、筋肉痛からの早期回復、倦怠感の改善、ストレス緩和、血液循環改善、肌若返り、体重減少を促進するとのこと。
何故僕がこの”クライオ・セラピー”に興味を持ったかですが、僕の実体験として確かにサウナ後直ぐ水風呂に入るとカラダが一気に整う気がするし、更に日々の入浴後も冷水シャワーを数分浴びるようにしていますが、そうするとカラダに精気が充填して朝からポジティブになれるからで、しかも最近ハリウッド・スターの”トムクルーズ”が”クライオ・セラピー”を老化予防に積極的に取り入れ、本人はなんと200歳まで生きるつもりでいるとのニュース記事を見て、僕も”おおっ!”と思ったからです(^0^;)
この”クライオ・セラピー(冷凍・低温療法)”が、何故人体に良い効果をもたらすかの詳細はまた今度調べたいと思いますが、冷たい海の魚が暖かい海の魚より身が締まっていて美味しいことからも、どうやら低温がカラダ(血管・神経系)にカンフル剤的な刺激を与えるからのようで、僕も普段から寒冷刺激を取り入れるのに、今冬から毎日半ズボンで暮らすようにしたところ、どうやら効果覿面で、むしろ寒さに明らかに強くなっを実感しています!