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美容外科ブログ

2024年5月6日
ウサギとカメ

イソップ童話が日本にヨーロッパから輸入されたのは16世紀後半、まだ江戸時代が始まる前の安土桃山時代でしたが、本童話では擬人化した動物たちが登場して当時の日常生活や人々の精神性を描いた教訓・風刺めいた内容が多いのが特徴で、その代表作として”ウサギとカメ”があります。

その内容ですが、ある時ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山の麓までかけっこ勝負を挑み、かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなりましたが、ウサギは少し疲れたので、ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めたのです。

するとその間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山の麓先にゴールして大喜びをするカメの姿であり、こうして、カメのほうがウサギより速くゴールする結果となりましたが、そこで示唆されるのは過信(自信過剰)して思い上がり油断すると物事を逃してしまう、もしくは、能力が弱く歩みが遅くとも、脇道にそれず着実に真っ直ぐ進めば、最終的に大きな成果を得られることで”なるほどなぁ。。”と思わず頷いてしまいます。。

今回この話をしたのは、我々は”ウサギ”タイプ、もしくは”カメ”タイプのどちからに別れることが多く、因みに僕は自他共に認める”ウサギ”タイプで、何故ならコツコツ地道に努力するのが苦手、例えばマラソンでも前半一気に加速しタイムを稼ぐものの、後半スピードがどんどん落ちてタイムが遅れ、前半稼いだタイムでなんとか辻褄を合わせて、なんとか予想タイムに滑り込むのがオチだからです(>_<)(>_<)

一方、”カメ”さんタイプはスピードこそ控えめなものの、最初から最後まで一定ペースを刻み、後半スピードが落ちないので、最終結果は途中でバテる僕のような”ウサギ”さんタイプに引けを取らないかむしろ、良い結果となる場合も多く、結局同じペースでコツコツと前進するほうが、最初に”パーッ!”と駆け出して後半バテるより大きな成果が得られます(^0^;)

先日、来月出走予定の北海道・洞爺湖マラソン大会の練習を兼ねて、川崎・多摩川沿いを友人たち4人と走ったのですが、僕ともう一人が典型的な”ウサギ”タイプ、残り2人が”カメ”タイプで真っ二つに分かれ、案の定、ウサギグループは最初からどんどんスピード・アップし、”カメ”グループを遥か後ろに置き去りにしたものの、その日は初夏のような暑さだった為、最初に飛ばした僕たちは7~8キロ時点で熱中症を感じさせる症状が出始め、僕は立ちくらみが、もう一人の友人は呼吸が激しくなり、ランニングを一時中断せざるを得ませんでした(゚◇゚)ガーン

そうこうしているうちに、”カメ”グループの2人が着実に僕たちへ追いつき、しかもさほどスピードを上げずに走っていいたせいかまだまだ余裕があり、後半戦残り8キロも一定ペースで走り続けるので、前半飛ばし過ぎて具合が悪くなり極端にスピードの落ちた僕たちと、ほぼ同時にゴールする結果となりました。。(O_O)

このように、イソップ童話の”ウサギとカメ”は大変信憑性に富んだ童話で、僕に必要なのはスピードよりむしろ、一定ペースで走り続ける根気強さで、今後ランニング・パフォーマンスを伸ばしたければ、まさにそれを強化すべきでしょうが、そういったコツコツした努力がどうも苦手、つまり、タイム更新はそもそも無理なので、次回洞爺湖マラソンも前半出来るだけ飛ばし、その貯金でなんとか辻褄を合わせるスタイルで望まざるを得ないようです(^0^;)

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