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美容外科ブログ

2023年4月3日
アルコール依存症について

先日の世界野球での優勝をはじめ、昨年11月に決勝トーナメントまで勝ち上がったワールドカップサッカーなど、日本プロ・スポーツ選手たちの活躍が目覚ましく世間でも大変盛り上がっていますが、その裏でやや気になったのが、テレビ試合中継で放映される番組コマーシャルです。。

こういったスポーツ競技の合間に決まって流れるのはビールのコマーシャルですが、それはビール酒造会社がサッカー・野球競技のスポンサーだからで、そのコマーシャルを観ているだけでビールが飲みたくなるような見事なコマーシャルです(O_O)

ただ冷静に考えると、お酒とスポーツは正反対の立ち位置にあり、つまりスポーツ選手は試合中は勿論のこと、試合合間やオフシーズンも原則的にあまりお酒は飲まずにトレーニングしているはずです。

一方、スポーツ観戦する我々はビール(お酒)をどれだけ飲んでも一向に構わないし、むしろ”ほろ酔い”のほうが”シラフ”で観戦するより盛り上がるのでついつい飲むのでしょうが、この飲酒行動に拍車をかけるのがテレビ・コマーシャルなのです(^0^;)

このコマーシャルを繰り返し観ていると、ビール”はスポーツ観戦時に飲、まるで”健康飲料”のような錯覚に囚われますがそれはあくまで幻想で、アルコールはとても依存性の強い麻薬的側面を有する薬物であることを決して忘れるべきでありません(>_<)

と言うのも先日視聴した海外ドキュメンタリー番組で、アルコール依存症に陥った人たちの悲惨な状況がまざまざと放映されていましたが、アルコール依存症は決して他人事ではなく、リスクを顧みることなくアルコールを飲み続けていれば誰にでも襲いかかる可能性がある疾患です(゜◇゜)ガーン

実際この番組に出演したアルコール依存症もごく一般人たちで、失恋・失職などショッキングな出来事をきっかけにアルコールに手を出したと思いきやいつの間にか酒量が増え、飲み始めてから数ヶ月後には自分の身の回りのことすら出来なくなって、断酒(解毒)病棟に入院する30代前半男性の様子が紹介されました。。

彼の症状は凄まじく、断酒(解毒)中に禁断症状が出現し手足は震え、杖無しでは歩行も不能なほど運動失調に陥っておりそれもそのはず、この若年男性は過去3ヶ月間でアルコール濃度が40%を越えるウオッカを毎日2~3本飲んだらしいですから、そういった症状が出現しても致し方ありません(O_O)

実はアルコールはとても依存性の強い薬物で、その強さは大麻(マリファナ)、コカインなどの麻薬、そしてもう一つ依存性の強い薬物であるタバコ(ニコチン)よりむしろ、アルコール依存性のほうが強いにもかかわらず、こういった恐ろしい事実はひた隠しされています。

その理由はアルコールの強い依存性が故に、この飲料が莫大な経済活性させる役割を担っているからで、その依存性の恐ろしさを公にすることで経済的利益を喪失させる訳にはいかない大人の事情があるのです。。

今回はアルコール依存性についてのみ触れたところで紙面が尽きましたが、実はアルコールはそれ以外に様々な健康被害を及ぼすリスクを伴っており、それを知っった上で飲酒する必要があるはずなので次回はそれについて述べたいと思います。

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