2024年10月28日
あっという間に過ぎ去る時間。。
皆が口を揃えて言うのが、若い頃は時間がとても充実している、もしくは若い頃の1年は年を重ねてからの10年に相当するかのように、時間を濃く感じる事実に誰も異論を挟む人はいないはずで、逆にいうと20代頃から時間が幼少期や10代の頃よりも早く流れるように感じ、それは30代~40代と次第にスピードアップ、そして僕のような50代後半にもなると更に加速するのです(O_O)
例えばこのブログは週1度ペースで更新していますが、ついさきほど慌ててブログ更新し”ホッ”とた後、毎日の診療に追われているとあっという間に1週間が経過していて新たなブログ更新を迫られ、しかもこの年齢になるとブログネタも慢性的枯渇状態なので毎回大変な思いをしながら更新していますが、とにかく”光陰矢の如し”とはまさにこれを示すだろうと思うほど、年を重ねるにつれ時間が早く流れるのは紛れもない事実なようです(゚◇゚)ガーン
では加齢と共に何故時間が早く流れるように感じるか考察すると、僕の想像では加齢とともに脳細胞が次第に減り脳の感性が衰えるので、つまり、中高年世代~の脳は若い人のそれに比べると、ややウトウト寝ているかの如く半覚醒状態に陥っていて、寝ている時間があっという間に流れるように、中高年世代以降の人の体感時間が経つのは早い?(^0^;)というものでした。。
早速ネット検索してみると、19世紀のフランス哲学者”ポール・ジャネ”が”年齢による時間の流れ方の違いについて”ジャネの法則”とうものを考案しており、それは主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価され、同じ時間経過であっても年少者は長く、年長者は短く感じるというもので、では何故そのように時間の感じ方が年齢に応じて異なるかですが、”人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する”、つまり、年を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎたように感じるというのです。。
もっと分かりやすく説明すると、例えば1歳の時に感じた1年を1/1とすると、2歳の時の1年は1/2となり、1歳の時の2倍速く感じ、5歳の時は1/5で1歳の時の5倍、10歳の時は1/10と、分母である年齢が大きくなるごとに、人生のうちにその1年が占めた割合が少なくなり、体感として時間が短くなったように感じるらしいので、やはり、加齢による時間感覚のスピードアップは多くの人たちが感じている紛れもない事実と言って良いでしょう。。
なので歳を取れば取るほど時間が短く感じる、つまり時が早く流れるのは防ぎようがなく、もっと嫌な言い方をすれば、日々加速的にこの世を去る日が近づいていることにもなり(O_O)、そう考えると今の僕に無駄な時間を過ごしている暇は皆無で、今世においてやり残すことがないよう、この一瞬一瞬を大切にしながら最期まで過ごさねばならないし、そうすれば少なくとももう少しでやって来る年の瀬に、”あ~充実した1年が過ごせた!!”という幸せ感・達成感が得られるはずです(^_^)