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美容外科ブログ

2024年10月14日
祝日がやたらと多い日本。。

先月(9月)2回の3連休があったと思いきや、今月14日が”スポーツの日(祝日)”とまたもや3連休がやって来て、それは普段学校に通うこども・学生さんたち、そして会社勤務のビジネスマンたちには良い気分転換や小旅行の良い機会となるでしょうが、僕のような開業医は必ずしもそうではなく、何故なら3連休でも土曜日、そして振り替え休日となる月曜日も通常通り診療なので、3連休のメリットが殆どないからです(>_<)

”だったら祝日をクリニック休診にしたら??”と言われそうですが(^0^;)、開業(20年前から)以来、祝日も診療してきた習慣はなかなか急に変えられないこと、さらにクリニックは常に週休2日制なので、暦通り祝日を休みにすると年16日間診察しない日が増え、それにGWやお盆休み、そして毎年恒例の長め(10日間程度)の年末年始休暇を入れたら明らかに休みが多過ぎになるからです(O_O)

さらに問題なのが僕のように都心のど真ん中に住んでいる場合で、もしこういった3連休に郊外にでも車で出かけようとでもしたら、必ずその行き帰りに地獄のような渋滞にハマったり、なんとか都心部を脱出して郊外に出でも、普段は静かな場所は連休中に詰めかけた多くの観光客がごった返しており、かえってストレスを受けねないので、むしろ連休中はガラガラに空いた都心部でジッとしているほうが身の為だからです(^0^;)

という訳で、今回の3連休も普段通り診療していて、では3連休が多忙かというと必ずしもそうではなく、普段の土日2連休は土曜日の診療もそれなりに忙しいのですが、人々は3連休になると治療より旅行など他行事の優先順位が上がるのか、いつもの週末より明らかに暇になるので、3連休は僕たち開業医にはむしろ不利になるのです(゚◇゚)ガーン

ところが日本では最近になって祝日・日数が増加し、50年前は11日だったのに今年(2024年)はなんと21日もあり、それに土曜日、日曜日それぞれ52日なので休日数は125日と年間の34.2%が休みであり、祝日だけみると先進国の中でも日本はトップなのです(因みに米国10日、カナダ11日、英国8日、ドイツ9日、フランス11日)。。

最後に何故日本の祝日が多いか述べると、上記個人主義の行き届いた先進諸外国では有給休暇を取る習慣が定着しており、例えばドイツでは年間24日間(3週間余り)の有給休暇・取得が義務づけられているので、祝日に皆一斉に休む必要はありませんが、日本社会には何故か”皆が仕事している時に休んではいけない”という、所謂”同調圧力(Peer pressure)”が根深く浸透しているせいか、有給休暇がなかなか取れないのが実情なようで、政府が敢えて祝日を増やし国民に休暇を与えているらしいのですが、僕のような開業医には、決して大手を振っては喜べない政策でもあるのです(>_<)

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