2024年9月16日
面倒くさいが命取り。。-2 (運動編）

前回このシリーズのブログでは、食事の準備が面倒くさいからといって長年カップラーメン･ファーストフード、出来合いの惣菜など、カロリー過多、栄養に偏りがあり、さらに合成保存料などカラダに害毒な食品添加物が多く含まれた食事を摂取し続けた結果、”因果応報”（人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある）との如く病に陥った先輩の話をし、我々は決して面倒くさいを理由に”ファーストフード”なばかり食べていてはダメ！という話をしました。。

さて今回はその続きで”面倒くさいが命取り（運動編）”を述べますが、今から10年以上前、僕はジムのサウナでユックリしていると、そこにいた中高年男性が突然僕に話しかけ、その内容は彼の人生の半生的なもので、その男性曰く「自分は田舎から上京し、そこでビジネスを築い（起業し）たものの当初は上手くゆかず、大変苦労した。。だが諦めずに頑張っていると次第にビジネスに応援･協力してくれる人たちが現れ、そのお陰で今は大成功した」という典型的なサクセスストーリーで、それを聴いた僕は直ぐに「素晴らしいですね！」と返しました。

”これで話は終わりだろう。。”と思っていたら更にその続きがあり、彼は「実はそれからが大変だったんだよ。。成功してお金が手に入ったので私は何でもお金で解決しようと、たとえば通勤に高級車を購入し運転手まで雇ったのさ。。それで毎日会社の行き帰りに車に乗り毎晩飲み歩いているとみるみる太りだし、気がついたらメタボになってカラダを壊して入院する羽目になったんだ。。それから反省して今は車も辞めて、徒歩通勤で会社に行くようして、なんとか健康を取り戻したのさ。。」と。

僕がジッと彼の話を聞いていると続けて「人間は成功するとついつい有頂天になりお金に頼って私のように歩くのが面倒くさいのを理由に車ばかり乗るようになるが、その代償に健康を失しなったんだよ。いいかいあたなも、”勝って兜の緒を締めよ”という諺があるように、もし成功しても決して有頂天になったり、気を許してはダメだよ。。」と”チラッ”とほほ笑みながらサウナを出て行きました。

前回のブログとを書きながら、他に面倒くさいから命取りになる例はないだろうか？と考えていると、突然、10年以上前にサウナで遭遇した男性社長の話を想い出しましたが、確かに運動やその準備、そして終了後にかいた汗を流し、汚れた衣類の洗濯など、運動も何気に手間暇かかる作業で、それらが面倒くさいから避けたり三日坊主で終わるケースも少なくないはずです(^0^;)

僕は健康のため、電車通勤する際必ず階段を使って上り下りしますが、いつも電車階段の様子を観ていると、敢えて階段を使う人は1～2割程度の通勤客で、他の多くはエスカレーターを利用していて、確かに朝の仕事前に無駄な体力を使ったり汗をかきたくないから。。という発想でしょうが、運動もこれまた日々着実に行うのが、特に歩行等、有酸素運動を”コツコツ”行うのが極めて肝心で、それを怠っていると上記男性社長の如く健康を害するという思わぬ落とし穴に嵌まりかねません(>_<)

なので運動不足も”面倒くさいが命取り”になる典型例で、車やエレベーター･エスカレーターなど、体力消耗無しに移動させてくれる便利な手段に完全依存していると、間違いなく運動不足になる訳で、この2回のブログでお分かりかと思いますが、人間は労力を厭わないからこそ高い価値を得られ、逆に楽ばかり選んでいるとその”ツケ”が負の代償として廻ってくる訳で、昔の諺に”苦労は買ってでもしなさい”というのがあるのでしょうね(^0^;)