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2024年7月7日
ディベート・コミュニケーション力

先日2024年秋に行われる米国大統選挙戦に向けて、米国ニュース番組CNN(Cable News Network)主催のバイデン現大統領VSトランプ元大統領の討論会が先日開催され、僕もその様子を垣間見ましたが、この討論会ルールがとても過酷なので驚きました(O_O)(O_O)

と言うのもアナウンサーの質問にそれぞれ2分間返答し、それに対してお互いが1分間反論し、最後の一分間を余剰時間としてアナウンサーが話しをまとめるルールで、その際”カンペ”(メモ・準備資料)を持ち込むことも許されず、観客も居ない中、アナウンサーが矢継ぎ早に質問を繰り返すので、よほどしっかり準備した上で頭が聡明でなければ、米国5,000万人の有権者評を獲得する意見を適時伝えるのは到底無理なはずです。。

バイデン大統領は既に81歳と高齢で、人の名前を忘れやすくなったとか吃音(どもり)がちょくちょく出るし、先日イタリアで開催されたG7サミットでは、他首相たちと別方向に向かって歩いてしまったとかで認知症を疑われており、僕もバイデン大統領が本当にそうなのかこの討論会で確認出来ると思い、目と耳を凝らして視聴しましたが、認知症どころかそのディベート力は一般成人レベルを遥かに上回るレベルで、”さすが現役米国大統領は凄い。。”と逆に感心しました(^0^;)

一方、トランプ元大統領も78歳になりましたが、これまたバイデン大統領に負けず劣らずのディベート力で、まるで機関銃のように捲し立てながら制限時間内に自分の意見を可能な限り伝える類い希なる能力を有しているのが明らかで、正直このレベルのディベート力がある政治家は日本で思い当たらず、ディベート・コミュニケーション力で相手を振り落としながら勝ち残っていかねばならない米国(他民族国家)社会の凄さを二人の討論会から察しました。。

一方、単一民族国家の日本では、一億人余りの日本人だけ理解する日本語のみを使用するせいか、米国人ほどのディベート・コミュニケーション力を持たずしてもそれなりにやっていける大変恵まれた環境(国)にあり、その証拠に日本では”目は口ほどにものを言う”、”沈黙は金なり”、”以心伝心”、”不言実行”などなど、デイベート(トーク)力よりむしろ、実際の行動・態度がより高く評価されることが少なくありません。

ただ昨今、ディベート・コミュニケーション力に頼らない日本独特の習慣・文化だけではに国際競争力に追いつなくなっているのは明らかで、ただ逆の見方をすれば、日本人が欧米人的コミュニケーション力を身につければ、あっという間に勝ち組の仲間入りするはずなので、特にこれからの日本を背負う若い人たちには是非そういった努力をして頂きたいと思いました(^_^)

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