2024年4月21日
沖縄県・伊江島ハーフマラソン
4月中旬の土曜日、僕は沖縄県那覇市で美容外科クリニックを営む後輩から誘われて、沖縄県中部からフェリーで西へ30分の場所にある伊江島にて開催されたハーフマラソンに参加しましたが、伊江島を訪れたことがあったり、この島を知っている人たちは少ないはずなので簡単に説明すると、この島は周囲25キロくらいの小島で、このマラソンも島一周でちょうどハーフマラソン距離になります。
人口は2,000余りで学校は小中学校までしかなく、高校生になるとこの島を離れて沖縄本土で学ばねばならず、確かにランニング中にも小中学生は沿道で見かけたものの、高校生以上の若者は一切見かけず、島を離れた若者たちも親の稼業を継ぐ場合は成人してから島に戻ってくるものの、それ以外は沖縄本土や本州で仕事をするので、この島も少子高齢・過疎化をいかに防ぐかが近々の課題なようです。。
ただ亜熱帯性の温暖多湿な環境のせいか、サトウキビ・タバコ・大麦・ピーナツなどの栽培が島の産業中心で、特にサトウキビを発酵させて醸造した伊江島産のラム酒は有名で、マラソン終了後の宴会でこのラム酒を炭酸水で割り、そこに伊江島の畑で出来たミントを入れて飲むと、大変美味しく、既に真夏並の暖かさの沖縄の自然豊かな離島で、都会では決して経験が出来ない開放感を満喫しました\(^o^)/
さて本マラソン大会はハーフマラソンのため土曜日午後1時スタートだったので、当時朝午前8時頃那覇市を後輩の車で出発し、沖縄中部午前11時発のフェリーに車ごと乗車しましたが、梅雨はまだ先なのに、スコールのような豪雨がフェリーに襲いかかり、もしやこんな豪雨の中を走ることになるのかとやや不安を感じながら午後12時前に伊江島に到着すると、雨は随分小降りになっていたので、ホッとしました(^0^;)
午後1時のスタートに向けて、マラソン受付、ランニング後の夜に宿泊予定ロッジへのチェックイン等を行っているうちに雨はすっかり止み、今度は真夏のようなギラギラとした太陽が照りつけ、雨中レースと思いきやマラソンにはそれより遥かに過酷な直射日光下のレースになりかねず、嫌な予感がし始めました(゚◇゚)ガーン
その後すぐにレースは始まり、スタート時点で気温27℃、湿度80%と無理すればいつ何時熱中症になってもおかしくない過酷な条件となり、昨年夏(8月末)高温多湿で参加し、地獄のような辛い思いをした北海道マラソンを彷彿させ、出発した途端、たとえハーフ(21キロ)とはいえ、かなり辛いレースになるのを確信しました(O_O)
先月(3月)初旬に走り終えたばかりの東京マラソン後、走る意欲(モチベーション)を失い、今後のランニングはどうすべきか悩んでいる矢先に遊びのつもりで望んだレースでしたが、走り始めた途端”スイッチオン”、最初の10キロは意欲・体力ともに充分でしたが、伊江島は丘陵地帯が多い小島で、10キロ以降は長く緩い登り坂が続くかなり”キツ”いコースだったことに加え、突如襲われた真夏のような暑さとスコール後の強い日差しのせいで、まるでミストサウナのような湿度にすっかり体力を奪われ、後半はフラフラになりながらなんとかゴールする始末でした(>_<)(>_<)
完走タイムも、これまで走ったハーフマラソンで最も遅い2時間余りとなり、このところ走る度にタイムが悪くなることに失望感を持ちつつも(゚◇゚)ガーン、完走後の達成感は何ものにも代えがたく、次回5月後半の北海道洞爺湖マラソンでの完走を目指して、今後もう少し賢いコンデショニングを継続ながら次回レースに備えようと思います(^_^)
雨の伊江島を一望出来る岩山の上から