2023年8月30日
第35回北海道マラソンに参加して
先日の日曜日、札幌開催の北海道マラソンに参加しましたが、コロナ後にようやくこのような夏の大イベントが再開、35回目を迎えた本大会には2,3000人がエントリーし実際に2万人が真夏の札幌市街を走り抜け18,000人(80%)が完走し、なんとか僕もその仲間入りが出来ました(^0^;)
この日札幌地方の天気予報は曇りのち雨の天気予報だったにも関わらず真夏の太陽が燦々と照りつけ、午前8時半スタート時気温はすでに29℃(湿度80%)近くまで上昇しており、暑さにめっぽう弱い僕はこの過酷な環境を前にこの時点ですっかり怖じ気づいてしまったのです(゚◇゚)ガーン
前回このマラソンを走ったのはコロナ前の2019年、当時のスタート前気温は18℃でむしろ肌寒いくらいで、ゴールを迎えた正午頃の最高気温22.4℃と今回よりも10℃位温度が低く走りやすかったので、前回ブログに記載した如く海水高温により今年の夏がいかに酷暑か分かります。。
このスタート前の尋常ならぬ暑さに怖じ気づいている暇も無、あっという間にスタート時間午前8時半になり”ヨーイドン!”の号砲とともに多くのランナー達と一緒に走り始めたものの、やはりこの暑さが気になり最初からあまりスピードを上げず、なんとかこのペースでゴール地点に入れることのみに集中しました。
と言うのも、今年6月3年ぶりに参加した千歳JALマラソンでは30キロ地点で突如右膝痛が発症、不甲斐なくも途中棄権したので今回はトラブルに見舞われることなく完走すること、さらに4年ぶりの本大会で前回ペースで走り切れたらひとまず合格と考えたからです。
本コースは2021年の東京オリンピック・マラソン競技で使用したコースで、因みにオリンピックでのスタート時気温は26℃、湿度80%、終了時点28℃、湿度72%だったので、今年のような熱中症アラート発令状態でのレースよりはマシとは言え、既に数年前から本大会は暑さとの戦いが中心のレースとなっていたのです。。
走り始めてから1時間経過し12Kmまで到達、このペースでゆけば目標タイム3時間30分でゴール出来ると思いながら走り続け、曇り時々雨との天気予報を裏切る強い日差しが僕の背面を照りつけ”あ~、なんでこんなに暑いんだろう。。”と暑さを感じ始めた途端、自然にペースが落ち始めたのです(O_O)(O_O)
僕も例外に漏れず他ランナー同様ランニング用スマートウオッチを装着し、走行距離・タイム、そして心拍数を常時モニタリングして走行したので、ペースダウンすれば直ぐに客観的把握が出来ますが、まあこの通りの高温・高湿度下のランニングなのである程度のペースダウンも致し方ないと許容せざるを得ませんでした(>_<)
マラソンは走れば走るほど”キツ”くなるのが常で、周囲を走るランナー達も皆歯を食いしばりながらの我慢比べ状態でしたが、なんと僕とその周囲一般ランナーが折り返しポイントを迎える遥か前に、本レース先頭ランナー(黒人男性)が先導車と共に前方から颯爽とやって来てたと思いきや、あっという間に走り去るのをみて”うわぁ~、上には上がいるものだ!!”と予期せぬ感動が押し寄せました\(^o^)/
折り返し地点(21Km)までもうすぐ到達する頃、ペースダウンは1Km走るのに30秒ほど遅延していたのみならず、厳しい暑さに体力消耗していたので後半タイム巻き返しは不可能、つまりこの時点で4年前より大幅に遅れることが確実になり愕然としましたが、とにかく完走するしかないと覚悟を決め足を前に出すことのみを考えましたが、レース後半の模様は次回報告致します(^0^;)
下写真はレース40㎞地点、自己記録更新をすっかり諦め、応援に来ていた母に写真撮影を頼んだ情けない場面です(>_<)(>_<)