概要
美しい顔にはその美しさ基本になるプローポーション(黄金律)が存在します。例えば目元では、右図の如く左右の目幅と目と目の内側(目頭)距離がちょうど3等分だと美しいバランスとされます。
しかし目幅や目頭距離は人によってさまざまです。我々日本人の目頭距離を計測するとその平均は34~35㎜程度とされています。
そして目頭距離が37㎜以上になると、目と目がやや離れた印象となります。こういった症例の場合ですと、両側の目頭を1.5㎜ずつ切開すると理論的に目頭距離が37㎜ー3㎜(1.5㎜x2)=34~35㎜程度なり適切なプロポーションに近づきます。
治療は左図の如く、東洋人に特徴的な蒙古ひだ除去しながら、目頭距離の長い症例ですと内側方向に1.5㎜程度切開します。
施術時間の目安
施術約20~30分(両目) (ノーダウンタイムの施術です)
組み合わせることで効果が期待できる施術
二重まぶた
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イラストで見る目頭切開
美しい顔のバランスを考えたとき、左右の目の距離は三等分されます。目の大きさは人によって個人差もありますが、目の幅の距離をはかると平均すると [ 目の幅の距離の平均は、の方が良い ] 約34ミリとされています。従って、目と目の間の距離も34ミリが平均的です。
人はそれぞれ、その距離が短い人もいれば長い人もいます。 しかしこの距離が37ミリ以上の場合、目と目が離れた印象を与えます。ですから、目頭までの距離が37ミリの方がいらした場合は両方の内側をそれぞれ1 . 5ミリづつ中心に向かって切開するとバランスの良い目になります。
東洋人の目頭は目の外側から内側に向かって、ヒダ状の組織が張り出しています。このヒダはいわゆる蒙古ひだと言われるもので、我々日本人にも特徴的に見られるものです。このヒダが張り出していると、上まぶたが瞳にかかって、やや目が小さく見えてしまいます。
西洋人はこのヒダがないため、目が大きく見えるのです。この目の内側にある蒙古ひだを切開することで、本来持っている美しい瞳を最大限に露出させることが出来ます。
目頭切開にはさまざまな方法がありますが、従来までの目頭切開は下図のように Z 切開、 W 切開といった複雑なものが用いられてきました。理論的にこれらの方法は優れたものですが、傷跡に関してやや目立つ傾向にあるのが欠点です。
そこで、当クリニックでは従来までの方法と同様な効果があり、しかも出来るだけ傷跡を残さない、 CUVO オリジナル目頭切開法を用いています。この方法を用いると目の内側に傷跡が隠れるため、傷跡はほぼわからなくなります。
白いドット:目頭をひっぱる前の切開後の位置
黒いドット:目頭切開後の位置
目頭の内側に加える切開は、通常時は白のドット線に示されるように蒙古ひだ中に隠れている。(図-5-1(a
内側を矢印方向に引っぱると黒いドット線で示されるように上まぶたのライン状におさまる。 (図5-1-(b
CUVO オリジナル目頭切開法では、矢印に示された斜線部位は蒙古ひだから成るまぶたの粘膜切開部を示す。(図-5ー2)
CUVO オリジナル目頭切開法では、矢印に示された黒線は目頭切開後の縫合線だが、この縫合線は手術後は目の境界線に位置するため、この方法ではほとんど傷口が目立つことがありません。 (図-5-3)
ケーススタディ
特徴
目と目の距離が離れていなかったら、目頭切開は必要ないのでしょうか?
東洋人の目頭は目の外側から内側に向かって、ヒダ状の組織が張り出しています。これは蒙古ひだと言われるもので、私たち日本人にも特徴的に見られるものです。このひだが張り出していると、上まぶたが瞳にかかり、やや目が小さく見えてしまいます。
西洋人はこの「ひだ」がないため、目が大きく見えるのです。この蒙古ヒダを切開することで、本来持っている美しい瞳の魅力を最大限に引き出すことが出来ます。
原因と問題点
蒙古ヒダが目の内側にかかることで、目が小さく見えます。
銀座CUVOによる施術の特徴
銀座CUVOオリジナル切開法を用います。従来と同様な効果があり、しかも出来るだけ傷跡を残さないという優れた施術法です。この方法を用いると目の内側に傷跡が隠れるため、傷跡はほぼわからなくなります。
従来の目頭切開は、Z切開、W切開といった複雑なものが用いられてきました。論理的にこれらの方法は優れたものですが、傷跡に関してやや目立つ傾向にあるのが欠点です。
銀座CUVOでは患者様の負担の少ないオリジナル切開法で、施術時間・ダウンタイムを大幅に軽減しました。銀座CUVOオリジナル目頭切開法後には従来までの手術法と違って、傷口を残さず目頭を開くことができます。
目頭切開 Q&A
1 どういった場合に、目頭切開の治療が必要とされますか?
両目内側の距離が37㎜以上ある場合に治療適用となります。その場合、両目頭を2㎜ずつ切開し、両目内側の距離が33〜34㎜になるとバランスの取れた印象を与えます。
2 蒙古ひだとはどういったものですか?
“蒙古ひだ“とは、ひだ状に張り出した目の上を覆う皮膚のことであり、東洋人には特徴的に認められます。このひだが張り出していると上まぶたが目の内側にかかり、黒目(瞳)がやや小さく見えてしまいます。 西洋人はこのひだがないため、目が大きく見えます。この蒙古ひだを切除することで、目の開きを改善し、ぱっちりとした印象となります。
3 目頭切開の治療には縫合を行うと聞きましたが、縫合部分や縫合糸は目立ちますか?
目頭切開の治療には、極細ナイロン糸を使用し縫合するので目立ちません。しかし、近くから見られた時に誰からも気づかれたくない場合、透明のナイロン糸を使用します。
4 目頭切開の術後のダウンタイムはどれくらいですか?
当院で行う目頭切開は、従来までとは異なり施術時間も短く、治療後1〜2日で回復します。また、メイクアップを利用すると治療後すぐに社会復帰できます。
5 目頭切開の治療は痛みを伴いますか?
両目頭に局所麻酔を行います。その針入時に若干の痛みを伴いますが、局所麻酔後は完全無痛の状態で行えます。
6 痛みに弱く、治療を受けるのが怖くて不安なのですが、何か良い方法はありますか?
痛みにデリケートな方の場合、こういった治療に過剰に恐れや不安を抱く方が時々いらっしゃいます。そういった方の場合、静脈内から鎮静剤を注入することによって不安を感じずにリラックスした状態で治療が行えます。また、当クリニックでは、鎮静剤の併用はサービス(無料)で行っております。
7 治療後の生活上での注意点はありますか?
シャワーは当日から行えますが、入浴は翌日から行って下さい。そもそもそれほど腫れる治療ではありませんが、腫れを最小限に留めるには、治療の当日翌日は患部を冷やし、就寝時はやや頭を高くしてお休み下さい。また食事制限はなく、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は翌日から可能です。
8 目頭切開における合併症やリスクについて教えていただけますか?
この治療に伴う後遺症や合併症は原則的にありません。当クリニックの治療方法は、目の輪郭に沿って切開を最小限に加えるので、最終的にほとんど傷跡は目立ちません。ただし、2〜3日の軽度の腫れや若干の着色を伴うことがあります。
また治療後1〜2ヶ月の間、切開部傷跡に軽度の赤みを伴うこともありますが、最終的には解消されます。