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2015.03.24

今春発刊予定久保医師新著書

推薦の言葉

十仁病院院長,日本美容外科学会・会頭 梅澤 文彦 

美容外科の清新なスタイルと達成 

美容医療の歴史は,日本の医学の発展においてまだそれほど古いものではありま せん.「美容外科」と言うと,いまでは標榜科の一つとして,治療を受けた経験が ない方でも一定の情報・理解を持っていますが,戦前までの日本の社会では体系的 な医療・研究が確立されていたわけではありませんでした. 

日本における美容整形の試みが開始されたのは,昭和初期のことです.その頃,第一次大戦後の負傷兵の治療として進展したヨーロッパの医療技術や, 眼科や耳鼻科などの手術部位に対応した治療技術が日本にも伝えられ,一部の開業 医師たちによって取り組みが行なわれました.そして,第二次大戦後の社会では経 済的復興とともに欧米の文化が流入し,一般社会の需要も急速に広がっていきまし た. 

 

そうした戦中戦後の美容医療の慌ただしい歩みの中枢にいたのが,私の父,梅澤 文雄が 1931 年に東京の台東区御徒町に開設した「回春堂医院」です. 同院は 1938 年に東京新橋に移転し「十仁病院」と改称し,第二次世界大戦下で は首都防衛第一救護所に指定され,終戦の 1945 年に「美容整形」を含む総合病院 として診療を再開した日本で最も古い美容整形病院です. 

 

父とその仲間の医師は,数年後には「日本美容医学研究所」を設立し,美容外科 の研究と啓蒙推進に努めました.当時は「新橋十仁病院」内にて学会やゼミを定期 的に実施していましたが,次第に参加者が増え始めたことから 1966 年に「日本美 容整形学会」を設立しました.これが文字通り日本で最初に創設された美容医療学 会でした. 

そして,1978 年には厚生省にも働きかけ,日本国憲法・医療法第 70 条の改正に よって美容外科は標榜科目として認められました.それによって社会的認知度が確 立し,その後の美容医療の技術・設備は日本の経済社会の成熟化と共に著しい進展 を遂げて行くこととなるのです. 

本書を執筆した久保隆之医師は,2000 年初頭より新橋十仁病院で研鑽を積み, 2005 年,銀座キューヴォクリニックを開業した美容外科医です.着任早々の久保君は,まだ「書生っぽさ」の残る真面目で率直な若者でした.しかし,頑固ジジイ のような一面もあり,人並み外れた閃きと集中力を持っていました.“一途で,多感”と言うと矛盾しますが,それが彼一流の個性であり,医師としてのスタイルの研鑚にもなっていたと思います.

あるとき,医局の片隅で治療テキストとにらめっこをしている彼を見かけて, 「おい,学生じゃないんだから,教科書ばかり覚えるな.たまには書を捨てて女性の美を“社会見学”して来い」と冷やかしてやると,「それでは.今日は少し時間 が空いてますので」と立ち上がって真顔で外へ出かけて行きました.あまりの間の よさに,居合わせたナースたちが吹き出してしまったほどです. 

それから半年程たって,休憩の合間に彼と雑談していると,「先生のお言葉に従って,あれから気をつけて女性たちを見ていますが,美は動くものなんですね.動画 で考えるものなのに,僕は静物画で見ていました」と言うのです. 

私は美容医療に携わる若い医師たちに,外科技術の研鑚や現場感覚の蓄積は当然の事として,それと同じように「美とは何か」という問いかけを自身に発する必要 性を常々口にしているのですが,まさか半年前に話した冗談まじりの一言に彼が ずっとこだわっていたとは思いませんでした. 

その後久保医師は独立開業し,ダウン・タイムが少なく自然な結果が得られる, 現代人のニーズに応じた新たな美容外科コンセプトを提唱し,今日まで着々とした 歩みで精度の高い優れた治療実績を積み重ねています. 特に目を見張るのは,彼がアンチ・エイジング領域における眼窩周囲美容外科の重要性を主張し,この分野の専門的手術を実践していることです.

本書の執筆にあたり久保医師は,私の古くからの友人であり,世界レベルで現代 美容外科医療を創出したといって過言ではないフランス・パリの開業医,フィリッ プ・フルニエ医師の論文『What is beauty?』を自身で翻訳したい旨を懇願され, フルニエ医師から快諾が得られたことは日本の美容医療にとって大変に喜ばしいこ とです. 久保医師特有の表現で“変身”を遂げたフルニエ理論は,より明晰さと親しみやすさを兼ね備え,美容医療に携わる日本の医師たちが,避けては通れない「美容外科医の美学」となっています.後進の若い医師たちにとって,美の奥義にふれた思索の提示として必読の文献となるでしょう.

さて,以上の如く戦前から始まった美容外科医療は,その後の経済社会の高度成長と失速過程に影響を受けつつも進展を重ねてきましたが,近年は,加速し始めた我が国の高齢化現象を受けて美容医療のニーズにも変化が生まれています.すなわち,従来までは一般的だった若年層の美容外科ニーズは減少し,その代わりに中高年層をターゲットとした,いわゆる「アンチ・エイジング」のための美容外科ニーズが増加しています.

 

「アンチ・エイジング」を主体とした美容外科医療は,中高年層世代に特徴的に出現するしわ,しみ,たるみなどの加齢現象の改善目的に行われていますが,注目すべきはこの医療の効果により,以前は為すすべもなく“老い”を迎え入れていたシニア層が再び活性化し,元気と生き甲斐を取り戻し始めたことです.

本書には下眼瞼の加齢性変化と上眼瞼下垂への関与など,これまでの教科書や医 学論文に未報告と思われる新知見など,眼窩周囲美容外科治療にこだわった久保医師ならではの技術・実践とひらめきが含まれていますが,新しい美容医療の地平を 開くものとして注目を集めることでしょう.美容医療の今後の可能性はこれにより, 従来の医療の枠組みを越えて,「幸福な老い」の実現に向けた記念すべき着実な一 歩を遂げることになりました.

最後に日々進化を遂げる激動の美容外科医療の最前線で,この医療と格闘する多くの医師たちのさらなる躍進を心から祈って
おります.

2015年3月

 

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